Tuesday, June 10, 2008

私は高度な研究をしている有名な教授の元で研究を始めるため仕事を辞め、来日した。

私は、子供の頃から日本のアニメーションや映画を見て日本の文化に親しみ、日本人の習慣、行動、態度なども見てきました。イランでは、日本人は勤勉で有能、そして日本製品は世界でも最高のものとされています。日本人は、お互いに相手の個性、権利を尊重して生活しています。
私は、研究を展開するために来日しました。そして、日本の文化に親しみ、日本人が持っている誠実さや友情の気持ちを、私の家族の中にも育てたいと思っています。
以前、私は、大学と研究所によく協力し、多くの研究者と学生に、実用的な題材で教育セミナーを行ってきました。それは、私の広範囲なナノテクノロジーの知識に基づいています。また、ナノサイズの酸化チタンの生産に携わった経験もあります。
私が日本に来るきっかけとなったのは、2004年10月11日~13日までイランのテヘランで、石油工業におけるナノテクノロジーの国際会議と勉強会に出席した時でした。そこでは、現大阪府立大学・大学院工学研究科長の 安保 正一 教授による勉強会が行われました。彼は「酸化チタンの準備と評価がより良い環境への適用だけでなく光触媒にもとづいている」というテーマで発表されましたが他のスピーカーと比較しても、彼の発表は格別なものでした。私も含めリスナーは、この教授とそのグループの重要な概念と輝かしい科学的背景に基づいた研究に感銘を受けました。
 彼と共に働くのが私の夢だったので、彼の状況を尋ねました。彼は、日本に来るよう私を説得してくれたので私は、住んでいた自分のアパートを売り払い、日本で研究するための資金を準備しました。
 私は、今、彼の指揮のもと、熱心なワーキンググループの中で研究していることに、満足しています。彼は科学工業における21世紀の目標は「環境に調和した、環境に優しい科学技術」であると考えています。私は、私の研究分野の新しい情報とアイデアの発見を目指しています。より良い研究者になるために、仕事の質を上げるように努力しています。そのためには、強いチームと共に働く必要があります。
有効性は、私が将来を決める最も重要な要素です。将来は、研究グループかアカデミックな立場で働きたいと思います。
と同時に私は、家族のことも考えなければなりません。平和で満足な生活を送ることが、私たち家族の願いです。


アフシン エブラヒミ

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物理化学 研究グループ

## IRIB International Conference Center, Tehran (IICC)

## The second Conference & Workshop on Nanotechnology in Petroleum Industry

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